全く見過ごしてました…

TVK Web Newsから。

03/12/17(水)22:29 横浜市大 新理事長に慶大・孫福氏
 2年後に地方独立行政法人化を目指す新たな横浜市立大学の理事長予定者に、慶應義塾大学教授の孫福弘(まごふく ひろむ)氏が決まり、12月17日発表されました。

 横浜市は、去年から市立大学の今後のあり方について検討を進め、2005年度に地方独立行政法人化する方針を固め、学長とは別に経営の最高責任者として理事長を置くことになりました。

 理事長の予定者として決まった孫福氏は、横浜市在住の63歳で、大学経営や大学改革の研究のほか、慶應義塾大学藤沢キャンパスの初代事務長や人事部長などを歴任しました。

 中田宏市長は孫福氏に決定したことについて、大学改革への意欲や医学部病院の経営の実績もあることなどを挙げ、年明けからは市大改革推進本部の顧問として、新たな大学の人事制度やコース設定などに着手してもらうとしました。

asahi.comから。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news01.asp?kiji=4899

理事長予定者 孫福氏が内定 横浜市

  横浜市は17日、05年4月に独立行政法人として設置を予定している新たな市立大学(同市金沢区)の理事長予定者に慶応大学教授の孫福弘(まごふくひろむ)氏(63)=写真=が内定した、と発表した。慶大湘南藤沢キャンパスの初代事務長を務めた孫福教授は「大学経営のノウハウや人脈を総合的に活用して、強くて、市民から祝してもらえる大学にしたい」と抱負を語った。

  孫福教授は大学経営論や高等教育論などが専門。湘南藤沢キャンパスの立ち上げにかかわった後、学校法人慶応義塾の人事部長などを務めた。

  孫福氏は、来年1月から市の大学改革推進本部の顧問として改革を検討する。法人化の関連議案が議会を通過すれば、理事長予定者に就任し、学長選任などに携わる。

  市は同大学の独法化後に、大学を教育研究組織と経営組織に分けて、それぞれのトップに学長、理事長を置くことを決めている。


(12/18)

Mainichi INTERACTIVEから。
http://www.mainichi.co.jp/area/kanagawa/news/20031218k0000c014004000c.html

孫福弘・慶大教授、横浜市立大初代理事長に就任へ−−横浜市 


 横浜市は17日、05年4月に独立行政法人化される予定の横浜市立大の理事長に慶応大総合政策学部教授の孫福弘(まごふくひろむ)氏を登用することを決めた。同日の記者会見で中田宏市長が発表した。孫福氏は、初の理事長として市立大の経営を担当することになる。

 孫福氏は三重県出身で63歳。慶応大卒業後、学校法人慶応義塾の職員になり、秘書課長や同大湘南藤沢キャンパス事務長、人事部長などを歴任。01年7月に同大教授に就任した。専門は大学経営論や大学改革論など。

 市立大の理事長就任は05年4月になる見通しだが、来年1月に同大改革推進本部(本部長・前田正子副市長)の顧問になり、予算案など同大法人化関連議案の市議会での議決を待って、同4月に最高経営責任者になる予定だ。

 同大は02年度末現在で1104億円の累積負債を抱えており、一般会計からの繰入金は年間240億円に上っている。厳しい財政状況を受け、中田市長から大学改革案を求められていた。同大は今年10月に、05年度からの独立行政法人化▽商学・国際文化学・理学3学部の統合▽教員給与への年俸制導入――などを柱にした改革案を提出。同市も改革案を大筋で容認している。

 孫福氏は中田市長の会見に同席し、「大学の方がたとともに横浜の未来を開くような大学を作っていきたい」と抱負を語った。【渡辺創】

東京新聞から。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20031218/lcl_____kgw_____002.shtml

慶大教授の孫福氏 初代理事長就任へ
横浜市
 二〇〇五年四月に地方独立行政法人化される予定の横浜市立大学の理事長予定者に、慶応義塾総合政策学部教授の孫福弘(まごふく・ひろむ)氏(63)が就任することが十七日、決まった。孫福氏は今後、市大改革の最高責任者としての全権を中田宏市長から委任され、地方独立行政法人への移行と同時に初代理事長になる。

 孫福氏は、横浜市旭区在住。慶応義塾大教授として大学経営論、大学改革論などの教育研究を行っており、大学の経営改革に精通している。同大では秘書課長、湘南藤沢キャンパス初代事務長、人事部長、業務改革推進室長などを歴任した。

 当面、理事長予定者として「市大改革推進本部」(本部長・前田正子副市長)顧問となり、新たな大学のコース設定や人事、法人組織づくりを進める。市大の改革案では理事長と学長は分離することになっており、孫福氏が新学長候補選びを行う。

 予算など、法人化関連議案が来年二月市議会で議決後の四月には、市大の「最高経営責任者」に就任。〇五年四月に理事長になる。いずれも、設置者の市長が任命する。

 中田市長とともに会見した孫福氏は、「重責だが、大学改革に携わってきた自分の経験、知識、ノウハウを生かしたい」と抱負を述べ、「経営では大学自身で立つ強さが必要。学生のため、市民のための大学にしたい」とビジョンを語った。